SPORT GYROCOPTER
ニュース
本ページではジャイロコプタ―新型機、新エンジン、ローター、関連ニュースの他、単軸反転ヘリコプター、ウルトラライト機、パラ・カイトトライク機、対応するミニエンジン等ジャイロ関連以外のニュースも併せ継続して更新・掲載します。

2019年5月07日
VAXELL AIRCRAFT ENGINE (ポーランド)   Update
本エンジンはポーランドSWIATEK社がVWエンジンをリエンジニアリング・設計・製作した飛行機用エンジン。
同社は上記エンジン3機種(VX-100i, VX-80i, VX-60i)をラインナップ済だが、この程新たに以下の2機種を加え
計5機種体制とし、LSA, Ultralight, パラトライク、カイトトライク等に幅広く対応できる体制を整えた。
ホームページは(こちら)
         VX-50i                            VX-40i
         
上記2機種は何れも大量生産・販売という実績に裏付けられた高信頼性、高安定性、高耐久性で定評の売国B&S
(ブリッグス&ストラットン)社製工業用コンプレッサーVツイン4ストロークエンジンをベースとしている。 航空機用途
専用に開発されたPSRU(プロペラスピードリダクションギア)も極めてコンパクト、頑丈そうな仕上りだ。
以下はエンジンのラインナップ、仕様・性能、価格の一覧である。





2019年5月07日
Rotor Schmiede(独)  単軸2重反転ローターヘリメーカー  Update
同社は上記の単座モデルVA115を開発済で概要は2018年4月25日に本ニュースに掲載済。
当時は開発中であった複座用フルキャビンモデルVA250が現在完成間近となっている。
仕様の詳細はまだ発表されていないが目標価格は€200,000としている。
下画像は複座モデルVA250                          ホームページは(こちら)

VA250の動画はまだありません。  右動画はすべてVA115   早朝飛行  フライトテスト-1  フライトテスト-2
VA115は受注を開始しており価格は :  €80,000




2019年4月02日
ROTRON POWER LTD.ロトロンパワーリミテッド社(UK)
UAV用ツインローターRT600XE  最大馬力 100hp   連続最大馬力 70hp

総重量 38kg(ラジエーター、排気ガスパイプ、クーラント、オイルポンプ,すべてを含む)
2018年11月23日ニュースに掲載の同社50hp仕様の大型モデルである。 取付けはトラクター、プッシャー何れも可
重量はRotax912ULの1/2以下、 超コンパクトサイズ、 最大馬力100hp,  連続最大馬力70hpは今後ジャイロコプター
、 ウルトラライト機の動力として大きな可能性を感じさせるものだ。    ホームページは(こちら)




2018年12月02日
Zansottera社(伊)より水平対向空冷2気筒、4気筒エンジン  ホームページは(こちら)
同社はUAV(Unmanned Aerial Viecle,アンマンドエリアルヴィークル)の専門メーカーで製品ラインはすべて2ストローク水平対向空冷エンジンだ。  UAV用としているがTBOはいずれも1000時間で軍用に多く使用されている。  同社エンジンは人が飛ぶ飛行機用として開発されたものではないとしている。  
とは言え、機械加工を専門とするショップでPSRU(リダクションギア)をつければ面白い展開が期待できそうだ。
無論、プシャ―の場合はクーリングカウルの取付が必要。
     630Hs型     630cc  52hp/6500r.p.m.     重量 18.6kg オルターネ―ター含む
        
      996Hs型    996cc  82hp/6000r.p.m.     重量 29.74kg オルターネ―ター含む
         




2018年12月01日
NWUAV社(ノ―スウエストアンマンドエリアルヴィークル社)USA  ホームページは(こちら)
同社はUAVエンジンの専門メーカー。 製品ラインにはRotron社(英)のロータリーエンジンも揃えている。
同社のエンジンは2サイクルで最強力型は水平対向空冷2気筒NW-500 50psでPSRUを取付ればジャイロにも充分使用可能と思えるものだ。  搭載はトラクター、プッシャー何れもOK  但しあくまでUAV用としている。 下画像参照
プッシャ―に取り付ける場合のクーリングカウルによる充分な空冷能力の確認が必要。
 




2018年11月23日
ROTRON POWER LTD ロトロンパワーリミテッド社 (UK)    ホームページは(こちら)
UAV用新開発シングルローターエンジン RT300XE  50hp
現在はUAV用であり、一般の航空機用エンジンではないとしている。 
重量 22kg  (ラジエーター、排気システム、ク―ラント、オイルポンプすべてを含む)  機体への取付はトラクター・プッシャ―いずれもOK.
右写真はPSRU(プロペラスピードリダクションギア)                                    

ミッションエヴェレスト:
同社では2007年5月、本エンジンを搭載したモーターパラによるエヴェレスト頂上超え飛行を成功させそのエンジン性能の極めて高い信頼性・安定性を実証済みだ。 現在、ロータリーエンジンの最大の問題となる高熱エンジンの冷却に関しコアリキッドクールドシャフト及び排気エアークーリング技術の国際パテントペンディング中である。




2018年11月10日
Geiger Motor GmbH(ガイガーモーター社 ドイツ) ロータリーエンジン2機種を発売  ホームページは(こちら)
新開発シングルローターエンジン A1-37

新開発ツインローターエンジンA2-74

Aの後の数字1, 2はローターの数、37, 72はキロワットで最大馬力を表示している。
価格 A1/50hp US$7,400.00    A2/100hp US$12,800.00




2018年11月07日
新型水平対向2気筒4ストローク水冷エンジン   独HB MOTORS UG社より  ホームページは(こちら)
シリンダヘッドの冷却方式が水冷である為Rotax900シリーズなみの効果を期待したい。
HB 1400 WD ダイレクトドライブ  1400cc   40hp、 重量 : 36kg    価格: 12,
050 Euro
        

HB 1400 WG PSRUギヤ付き  1400cc   69hp   重量 : 41kg    価格: 15,000 Euro
           
重量、馬力、外観等も含め、始めから飛行機用として設計・製作されたエンジンとしては従来の常識からは考えられない仕上がりである。 PSRU(ギアリダクション)は現在は広く知られた他社のものを使用しているが、近い将来自社設計のものを取り付けるとしている。 価格は未発表。




22018年11月06日
画期的な空冷2気筒水平対向ジーゼルサイクルエンジンプロジェクト
ConairSystem(コンエアーシステム)社   ホームページは(こちら)   チェコ発


同社は航空機、航空機用エンジンの設計、技術評価、コンサルティングを専門とする会社で現在表題ジ-ゼルエンジンプロジェクトを進めている。 同エンジンはUAV(アンマンドエア-ヴィ-クル)、GA(ジェネラルアヴィエ-ション)用として開発進行中。 つまり一般のウルトラライト機、ジャイロコプター、モーターグライダ-等が対象となる。
離陸時最大馬力 67hp,  連続最大馬力 61hp  重量 60kg,  使用燃料 ジ-ゼル・JET A-1いずれもOK
エンジン仕様はRotax582と同程度。 現在このクラスのエンジンで空冷水平対向2気筒エンジンが無く、本プロジェクトが実現した場合、安価なジ-ゼル燃料が使える、ラジエ-タ-が不要、チェコ製で比較的安価な価格等が期待できそうとなれば面白い展開が予想され、今後の進捗を注視してゆきたい。




2018年10月25日
Lone Star Light Aircraft(ロンスターライトエアクラフト社)テキサスウエ―コ発
ロンスター社は現在、1/2 VWの冷却性能を飛躍的に向上させたエンジンJavelina(ジャヴェリナ)を開発中。
 
シリンダー、シリンダーヘッド廻りのへの冷却を30%向上させ、冷却面積は130%UPを達成
この為9.5:1のピストンの使用が可能となり、126lbsの重量で75馬力を記録した。  これはRotax912 80馬力型に対し3割軽量で, ギア、セルスターター、ラジエーター付き582とほぼ同じ重量となっている。
VWエンジンケース、ハーレーシリンダー、シリンダーヘッド、内部部品等もすべてアフターマーケットより新品を購入し、新品エンジンとして組上げる。 1/2VWエンジンは幾つか専門メーカーがあるが、いずれもVWストックシリンダー、シリンダーヘッド部品を使用している。  本エンジンは本年のアシュカッシュまでには実際に飛行機に積んだデモフライトを目指している。




2018年10月15日
ドラゴンウイングローターの新たな製造メーカー: Luminati Aerospace LLC社  ホームページは(こちら)
今までRotor Flight Dymanics社が行ってきた製造・販売は既に終了しており、今後は新たにルミナーティーエアロスペース社が引き継ぐ事となった模様。 同社のどの部署が窓口となるのか現在は不明。 本ローターの引き合い等あった時点で同社に連絡する。




18年10月14日
スカイホイール ローター〔Skywheel rotor〕が帰ってくる。
エアーコマンドジャイロコプタ―社(U.S.A.)がオリジナルの型やツーリングを取得し2018年11月より製造を開始する。
当時としては極めて珍しいコンポジット製で重量がある分慣性モーメントが強く、エンジン出力を絞ってもオートローテーションが直ぐ落ちることがなく良く飛ぶローターとして高く評価されていた。
価格はいまだ公表されていない。 画像はスカイホイールローターのロゴ   エアーコマンドジャイロ社ホームぺ-ジは(こちら)
             




2018年9月10日
AIXRO Rotary エンジン アップデ―ト    ホームページは(こちら)
本エンジンはこのニュースページ下の2017年1月12日にコンセプトウルトラライトジャイロJT-14用エンジンとして紹介をしたもの。 当時は35hpであったが現在は41hpへと更に強力となっている。 ドライウエイト18.7kg  現在のところ、ジャイロ用のギアは開発されていないが、このギア及びマフラー等の重量を10kgとすると全体では30kgと見積もることができる。 米国製ジャイロ・Gyrobeeは当初Rotax447(41hp)を積みウルトラライトジャイロとして開発され飛行していた。
Rotax447はセルモーター、ギア付きで42.3kg.  AIXROエンジンは10kg程軽量と見積もることができる。
現在のGyrobeeであれば本エンジンは正に最適と思われる。 正しいエンジンマウントの設計と最適なプロペラの選定
がキ―となるだろう。

下画像はStarbee Gyro





2018年9月10日
AVENTURA S ジャイロコプター(スイス) アップデ―ト   ホームページは(こちら)
フレーム強度の更なるUP、キャビンデザインをリファインし空力特性を向上、強度UPを図ったメインサスペンション
メインフレーム用スチール独製15CDV6の強度は高強度とされるクロモリ4130アロイより更に25%高い。
Aventura-Sの初フライトビデオは(こちら)





2018年8月11日
AV-18a Cricket(クリケットジャイロコプタ―)  アイルランド製   ホームページは(こちら)  

クリケットジャイロは1970年代初期にCampbell Aircraft社により工場完成機として43機製造され、その後Mike Concannon氏により自作組立てキット式機体Cricket Gyroplane〔クリケットジャイロプレーン)として販売された。 後にLayzell Gyroplane社がMK6として2011年までキットの製造・販売を継続したがその後撤退していた。
この程2017年に再度Mike Concannon氏(AV18 Ltd.社)により製造・販売が開始された。 現在、キャビン付きモデルはないが、今後新しいキャビンも開発する予定。  見るからに懐かしい我等のBENSEN式組立てキット式ジャイロコプタ―が帰ってきてくれたと嬉しく思う。      
機体キット価格 (エンジン、 計器類、 ローター、 プロペラ、 プリローテ―ターは含まず) £8,500
注文の際は£2,500を手付金として注文時に支払。 残額はキット完成時出荷前に支払となる。
納期: 注文確定時より6週間としているが実際は2カ月を見ておくと良い。
上記キットに含まれないエンジン他、付属品、コンポーネント全てを含めたコンプリート価格としては約£20,000となる。
ローターブレードはジャイロテック社(ポーランド)によるカーボン製を推薦している。
フライトビデオ その-1    フライトビデオ その-2




2018年5月28日

キメラドラゴン ジャイロコプター
Chimera Aviation社(UK)は2018FriedrichshafennAeroExpoに参加し新たなアイデアを具体化し開発したジャイロ、キメラドラゴンを展示した。 キメラアヴィエ―ション社ホームページは(こちら)

本機の特徴はマイクロライト機(下画像参照)のウィングをローターに乗せ換えたものと考えれば良い。 但し垂直尾翼は付けてある。
従って操縦はジョイスティック方式ではなくハンググライダー同様、ローターヘッドから直接ハンドルバーがつり下がっている。 ジョイスティックに馴れたパイロットでも迷いが生じない様ハンドルの水平部分が翼型の形状となっており左右転回時の翼の傾きを視覚的・感覚的に感じることができる様になっている。 エンジンはBMW空冷対向2気筒 110hpを搭載している。 ローターのプリスピンは電動モーターで300回転まで上げられる。  価格:£45,000  




2018年5月25日
トロージャン(Trojan)ジャイロコプタ―
Wagtail Aviation(ワグテール エヴィェ―ション 南ア)開発によるトロージャンジャイロ  

同社は現在6機種を揃えており本モデルはその中の1機種で唯一キット式となっている。 自社設計モデルは何れもアフリカでの実用性を第一に考えられており、このトロージャンの外観は無骨ではあるが、その分粗い使用による故障にも対応し易く設計されている。 主な用途として、動物の密猟監視、物資運搬、環境調査、農薬散布、レジャーフライト、その他幅広い可能性がある。 
機長5M, ドライウエイト400kg, プロペラ径1.88, 1.93M, ローターはアルミ製で径11M、 コード220-250mm, ローター翼型NACA 8H12, エンジンはスバルEJ20T, EJ25をベースとした160, 190馬力と全体的にヨーロッパ製機体より大き目となっている。  価格 ZAR533,865.51~ ZAR796,521.21    ZAR=南アフリカランド  ZAR1.00≒8.72円      機体価格 ≒ 466 - 695万
他のモデルはTrooper, LDG(ライトデリバリージャイロ)、クリ―クマーク4、トレンダック社製ジャイロ2機種 1)ターセル、2)ツイストエアー   詳細は(ホームページ)参照      (フライトビデオ)参照




2018年5月04日
アヴェンチュラSジャイロコプタ―
アヴェンチュラエアロ社(スイス)は2018年4月ドイツフリードリッヒシャ―フェンで開催された2018エアロフリード
リッヒシャ―フェンに同社開発によるヘビーデューティ―ジャイロ・AVENTURA-Sを展示・発表し大きな注目を浴びた。
1~2カ月中にテストフライトビデオもUPされるのではと期待している。
本機はニュースページ2017年7月06日に開発中ジャイロとして掲載した記事のアップデ―ト。 





2018年4月25日
2重反転式ローターヘリコプターVA115
ローターシュミ―デ社(RotorSchmiede ドイツ)   テストフライトビデオ(1)は(こちら)  ビデオ(2)は(こちら)
同社は2017年4月05 - 08開催のエアロフリードリッヒシャ―フェン(独)にVA115 2重反転式ローターヘリコプターを展示・発表した。  新開発のローターシステムにより従来のテ―ルローターは不要となり誰でも安定した飛行が容易に習得できる画期的な次世代ヘリコプターである。 同社は将来の量産化を目指し現在本プロジェクトに対する投資を募っている。 本機は一人乗りでエンジンはHirthF23。 2seat サイドバイサイド フルキャビンタイプの機体も同時に開発中である。  詳細は(こちら)





スカイクルーザーオートジャイロ社(ハンガリー)
2012年10月にスタートした同社はハンガリーのジャイロコプタ―メーカーで現在までに数々の改良を重ね、下画像が
現行の最新モデルとなっています。 ホームページを見ると同社の本機に対する情熱が伝わってきます。
同社では次のステップとしてドイツオートジャイロ社キャりダスのようなフルキャビンモデルも計画しています。
下の画像参照
ポーランドのローターブレードメーカー・ジャイロテック社はこのスカイクルーザーで自社のカーボン製ローターのテストを行い極めて優れた性能を発揮し高評価をえています。        ホームページは(こちら)






2018年4月13日
スヴェンスカ ローターフライングクラブ(スウェーデン) ホームページは(こちら)
同クラブでは現在MTO, カリダス,キャヴァロン、MAGN1等モダンジャイロで飛行を楽しんでいますが、今でもベンセンのフレームをベースとしたとてもチャーミングなデザインの 機体を持ち寄ってフライトを楽しんでいるグループもあります。  こんな機体キットがあったらなと思う。

                                       BENSENベースの機体



2018年4月13日
ジャイロテック社(ポーランド)
同社はローターブレードの専門メーカーとしてヘリコプター用ローター、ヘリ用テールブレード、単軸2重反転ヘリ用ローター、ジャイロコプタ―用ローターの全てを開発・製造・販売している。
ジャイロコプター用ローターの翼型はNACA 8H12で手押しスタートができる。 ブレードは100%樹脂製(グラスファイバー又はカーボン)、コード216mm, 最大長さ4.1M、使用材質は全て航空規格証明書付き 
製品の保証期間は5年
同社は2015年4月、ローターブレードの引っ張り強度テストを行い32トンの強度を記録した。 テストの終了はブレードの
破断ではなく、ブレードの両端を測定器に繋ぐボルトが32トンで外れたため、その時点でテスト終了とした。
ベンセン、エアーコマンド等シングルシータージャイロ用の長さにも快く対応してくれる。
ローターの引っ張りテストビデオは(こちら)





2018年4月13日
チタニウムオートジャイロ  社名をクリックするとホームページが見られます。
TAG Aviation(タグアヴィエ―ション)社(オ―ストラリア) クリックするとホームページが見られます。

機体はロータックス900シリーズエンジンの違い、ラフな路面向けのバルーンタイヤ付き等計4機種を揃えている。
機体フレーム、ローターハブバー、ローターヘッドはチタ二ウム製、ローターはブラックカーボン
同社はこのブラックカーボンローターをベンセン、エアーコマンドシングルシーター向けにも対応してくれるがローターヘッドも
同時に交換する必要ありトの事。



2018年4月12日
コアックスヘリコプターホームページは(こちら)
オーストラリアを本拠とするコアックスヘリコプター社が新開発した2重反転式ローターヘリコプターはローターの反動トルクを消すテールローターが不要である為、操縦は極めて容易である。 飛行はビデオで見られるように極めて安定しており実用性は極めて高い事は明らかである。 無論個人のプレジャーフライトにも最適である。
同社では将来の量産体制を目指し現在本プロジェクトへの投資を募っている最中である。
 現機体のエンジンはHirth37 2サイクル3シリンダーである。         デモフライトビデオ)




2017年8月08日
ジャイロコプタ―ニューモデル ”ステラリス”(Stellaris)  エアーネストエアクラフト社  ポーランド発
エアーネストエアクラフト社はこの程、ドイツFriedrichshafenで4月に開催されたAero Expo2017年に 同社初の新型ジャイロ ステラリスを発表した。 基本構造はフルキャビンタイプのタンデムモデル。  エンジンはRotax912ULS 100hp   価格表示はまだなし。            同社ホームページは(こちら)





2017年8月07日
”ツイストエアー2”(TWISTAIR2)ジャイロコプター トレンダック社(Trendak Co.)  ポーランド発  詳細は(こちら)
同社はジャイロコプタ―を4モデル(ターセル、ト―ラス、タイフン、ツイストエアー)をラインナップしているが、この程
ツイストエアーの大幅なデザイン改良を行いツイストエアー2とした。 他の3機種はサイドバイサイド、ツインテールブームデザインだが、本機はタンデムデザイン、シングルテールブーム。 デザインに関しては、人に依り好みがあるが、それでも今までのジャイロデザインとは一味異なるテイストで驚くお度スリ―ク、スマートに仕上がっていると言って良いだろう。  飛行安定に関してはプロペラ推進軸とT-テイルの中心が一直線上にアラインする設計で高いピッチ安定性が
期待される。 下左の画像は両サイドパネル、ドアを外しオープンコックピットにしたもの、下右画像はフルキャビンタイプの跳ね上げドアを開けた状態のもの。      価格表示はまだなし。






2017年8月04日
ヴァクセルVWエアクラフトエンジン  スウィアテック(Swiatek)社 ポーランド発
同社は自動車エンジン用各種カムシャフトの専門メーカーとしてベンツ、BMW,プジョー他ヨーロッパの主要な自動車メーカーにその製品を納入しており、その技術をベースに飛行機用エンジンへの進出を図り本VWベースエンジンを開発した。 本エンジンは自社開発の燃料噴射、イグ二ッションコンピューターを備えプロペラのベストパフォーマンスの為の特殊カムシャフト、インダクションシステムを備え60馬力、76馬力、90馬力の3基を揃えている。 
90hp/3000r.p.m.  価格/2018年2月時点  : 11,982EUR ≒ ¥1,590,000.-(参考)
保証 : 2年間又は200時間    TBO : 1500時間
VWエアロエンジンは既に多くのメーカーが参入しており2015年11月02日に6機種、2017年6月01日にブラジル製1機種を掲載してあるので興味のある方は御参照ください。  本エンジンの詳細(こちら)





2017年8月03日
ハリー社〔ハンガリー〕発  ニュ―モデル アポロジャイロAG-1S
同社はデルタトライク専門のリーディングメーカーで現在5機種のトライクアポロシリーズをラインナップしており、何れもスマートなキャビン付きタンデムモデルである。 2年程前にジャイロモデルAG-1を加え製品ラインの充実化を図ってきたが、この程フルキャビンモデルAG-1Sを間もなく発売予定と発表した。  両サイドのドアは取り外し可
価格の発表はまだなし   AG-1S    ホームページは(こちら)

下画像はAG-1
価格 912ULSエンジン仕様  US$60,500    914ULターボエンジン仕様  US$71,500





2017年8月02日
ハイブリッドヘリコプター・シュアフライ(SureFly Helicopter)  ワークホースグループInc. 発  オハイオ U.S.A.
ワークホースグループは電気自動車の開発・メ―カーで、現在流通業界向け電気デリバリーバン、同様のユウティりティ―ピックアップトラック、これら電気自動車のモニターシステムプログラムを同時に開発中。 
同社は上記電気自動車の開発と同様のコンセプトのハイブリッド型二人乗りドローンタイプ4軸ヘリ、シュアフライの開発を進めており6月のパリ航空ショーにも出展した。
本機は78年間のヘリコプターの歴史を大きく塗り替えるもの。 ドローンの操縦が出来れば本機も操縦できるとし従来へりの操縦の難しさを一挙に無くしてしまったと言う大いなる技術革新を強調。 
操縦の容易さ、電気モーターによる動力、 小型エンジンでバッテリーを充電しながらモーター動力で110km飛行可。格納時は4基のアームをは下方に折り込み車一台分のスペースにパーキング可。 万一の飛行動力ダウンの場合でも予備バッテリーパックで5分間の降下動力を確保。 従来型ヘリのテールローター不要、メインローターの複雑なティルト機構なし、翼/エルロン/ラダ―/エレベーター等全てなし。 各アームの上下プロペラはフィックスピッチで逆回転する為に回転振動や反動トルク問題もなし。 ボリスティックパラシュート搭載により極めて高い安全性確保。  2019年後半までに型式証明取得目標、 用途: 農業、各種緊急用途、シティーコミューター、軍用、その他多数用途  価格:US$200,000.00以下を目標
同社ホームページは(こちら)





2017年7月06日
アヴェンチュラエアロ社〔EU スイス〕発  アヴェンチュラSジャイロコプタ―
アヴェンチュラエアロ社は開発中サイドバイサイド式オープンコッピットジャイロコプタ-を中間発表。 

本機の基本構造・飛行原理は従来通りだが、デザインは極めてユニークで高い安全性、力強さを表現している。 エンジンはRotax915エンジン、6枚プロペラ、800-6べリンジャーホイール+850-6ツンドラタイヤ、ダンパー式強力ランディングギア、重心位置に100kgの荷物積載可、沿岸・ボーダーパトロール用センサー、農薬散布、航空写真・動画撮影等業務用への対応、ダイナミックなプレジャーフライト、緊急ボリスティックパラシュート標準装備等、ダイナミックな機能、装備を備えた機体として開発進行中。 同社ホームページは(こちら)




2017年6月21日
カ―ペンテリ パゴット社 〔EU イタリ―〕 ブラッコジャイロ   同社ホームページは(こちら)
同社はブラッコジャイロ完成機、組立てキット、パラトライク、デルタトライク、関連部品・付属品を設計、製作、販売しているメーカーである。 
写真は2017年に発表したニューモデルシングルシーター・スプリント。  
このところ特にEUで発表されるニューモデルは殆どがタンデム機であるが、やっとシングルシーターが出てきた。 
アメリカでは2016年後半にタンゴジャイロ社が独オートジャイロ社MTOスポーツのクローン機タンゴタンデム型・シングルシーターを同時に発売したところだ。  
価格: 80馬力仕様 34,800ユーロ   100馬力仕様 36,200ユーロ





2017年6月05日
DTA J-Roジャイロコプタ―  フランス発   ホームページは(こちら)
フランスDTA社J-ROジャイロコプターは極めて洗練されたデザインのフルククローズドキャビンタンデム型を販売してきたがこの程オープンスカイ型タンデムモデルシ―レックス(Xeelex)を発表した。  DTA社のホームページには
まだ掲載されていない。





2017年6月04日
スペイン ELAアヴィエ―ション社発
同社はこの程ELA07シリーズにニューモデル・スコ―ピオンを発表した。 下画像参照
スコ―ピオンはELA07シリーズのハイエンドモデルとなりノ―ズコーンの形状がMTOスポーツに近いものとなっている。 ドイツMTOスポーツ、本機ELAスコ-ピオンといい8~10年前後でニューモデルを出すという事はやはりそれまでの又現在の販売が好調であるこを示している。  





2017年6月02日
アメリカ発  YAMAHA ジャイロコプタ―用コンヴァージョン エンジン
ジャイロのエンジンと言えば現在ではロータックス582または4ストロークの900シリーズが標準となっている感があるが582では力不足、900シリーズは高価過ぎとされ米国ではメカ好きのジャイロ仲間内で強力な馬力で価格は比較的安価なYAMAHAコンヴァージョンエンジンへの期待が大きく米国モホークエアロクラフト(Mohawk Aero Craft)社はこの要望に答える同エンジンのキットを販売している。(詳細はこちら

モホーク Mohawk GT4 150馬力  9,999.99ドル     同型エンジン搭載のエアーコマンドタンデムジャイロ




2017年6月01日
ブラジル モトラヴ(Motorav)社発      
同社は2017年、かねてより開発を続けてきたVWベースの軽飛行機用エンジンの完成モデルを発表した。
本エンジンはこのニュースの中で2015年8月25日にも開発成功のニュースとして発表したが、その後同社内では更なる改良を進めてきた模様。 当時とはシリンダヘッド廻りが大きく設計変更され空冷性能のアップがはかられた様だ。
 
100馬力/2900rpm     TBO 1200時間      重量 75kg
VWベースのエンジンは良く知られているメーカーでアメリカに4社、ドイツに2社あるが2900r.p.m.という低回転で
100馬力を達成している点はその技術水準の高さを物語っている。 前述の6社エンジンは本ニュース2015年11月02日を参照     モトラヴ社ホームページは(こちら)




2017年5月-2
ドイツ オートジャイロ社発
同社は2017年5月にMTOスポーツジャイロのニューモデル、2017新型MTOスポーツを発表した。
(下画像は同社ウェブサイトより

従来の同モデルは現在市場で見られるジャイロコプターの中で最も成功を収めている機種で2004年のMT-03型の発売以来丁度10年目の2013年2月に1000機目の販売を達成している。 新型MTOスポーツ2017は外観的にはキープコンセプトと言えるが、細部に渡り極めて洗練されたデザインの違いが認められる。 メインランディングギアはタイヤキャップが一体成型のスマートなデザインとなり、安全性の面では両サイドに頑丈なサポートバーが設けられている。 サイト上に価格の表示はないが
60,000.00ぐらいか?   




2017年5月
Jabiru社 第4世代新型エンジン
ジャビルエアクラフト&エンジン社  オーストラリア発  Jabiru Aircraft & Engines Australia
同社は1988年に創業した軽量スポーツ機の完成機、キット、同社スポーツ機用4ストローク4・6気筒エンジン、プロペラ、アクセサリー・部品を自社設計・製造し、国内・海外に幅広く販売・輸出しているユニークな会社である。
なかでもジャイロに関係するものとしてエンジンが挙げられるがこの4月、4代目の新型エンジンが発表された。     
第4世代新型   Jabiru2200cc  空冷4気筒4ストロークダイレクトドライブエンジン  US$14,500.00

同社ホームページは(こちら)         下は旧型第3世代エンジン
         




2017年4月
ロシア製2重反転式ミニヘリコプター”マイクロン” Russian Coaxial Mini-Helicopter "MIKRON"    
本機体はValery Shokhov & Co.社が2016年春にモスクワで開発したとあるが詳細は不明。 
機体はヘリコプターであるが最大の特徴はメインローターが2重反転式(コアクシアル)である為操縦が一般のヘリとは全く異なり極めて容易である点だ。
機体写真右の仕様はワードによる自動翻訳。
エンジン Rotax503   重量 145kg

デストフライトヴィデオ    プレゼンテ―ションビデオ2   デモフライトビデオ3
下は3D図面





2017年3月
フラット4空冷ダイレクトドライブエンジンをジャイロコプタ―に載せて見たい人に朗報
フランクリンエアロスペース社(米国)発 同社ホームページは(こちら)
同社は米国内でフランクリンエンジンの4,6気筒エンジンの組み立て、販売、サービス進めているが2017年EAA
エアーヴェンチャーに上記2タイプのエンジンを出展した。 写真は4気筒エンジン  (EAA Air Ventue ビデオ)
現在ではウルトラライト、LSA、2人乗りジャイロ用エンジンには圧倒的にRotax900シリーズが採用されている。
4気筒のダイレクトドライブエンジンでジャイロに乗せられるものはVWエンジンぐらいである。
フランクリンエンジンはポーランド籍であり価格的にはRotaxより安価であることが期待される。 ジャイロへの搭載が現実味をおびてくるのではと期待するところだ。 
フランクリン4A-235-B31 空冷 水平対向4気筒、4ストローク ダイレクトドライブエンジン

当エンジンは日本人にはあまり馴染みはないが、もとはアメリカ製エンジンでコンチネンタル、ライカミングと共に米国製中型飛行機用エンジンの製造・供給の一翼を担っていた。 やがて同社は自動車用エンジンの製造を目指すタッカ―カ―コーポレーション社に買収され、当時米国の各種中・小型機やヘリメーカーとのエンジン製造の65%を占めていた契約をすべてキャンセルした。 これがたたり倒産し1975年にポーランド政府に身売り製造を続けていたが現在は同国の民間会社が引き継ぎ運営・製造している。 「007は2度死ぬ」ボンド映画で活躍したジャイロコプタ―WA-116リトルネリ―と言えば知っている向きもまだ多いと思うがこのジャイロを設計・製作し実際の007映画でジェームスボンド役としてリトルネリ―を操縦した故コマンダーケンウォリス氏は同型機にフランクリン水平対向空冷2気筒エンジンを積み数々のジャイロコプター飛行記録を打ち立てたのである。(当サイトの「ジャイロコプタ―飛行記録」参照)  
同社は軽飛行機用エンジンメーカーとしは成功はしなかったがエンジンそのものは他社製と較べても高馬力、スム-スな回転には現在でも高く評価されており、エンジン取付ボルト位置もコンチネンタルO-200エンジンに併せて造られている。 ただ、ウルトラライト機や小型ジャイロ向きに丁度良い前述の2気筒版2A-120の再開がなく残念である。




2017年3月02日
オーストリア トリクシ―アヴィエ―ションプロダクト社は新型ジャイロコプター・トリクシ―スピリットを発表した。
明確な低重心設計、オープンコックピット、サイドバイサイド、長いテールブーム、ゆったりと大きな水平尾翼とヴァーティカルフィン、水平対向2気筒BMWエンジンという近年にないユニークなデザインである。 詳細は(こちら)

スピリットのBMWエンジン
水平対向 油令/空冷、2気筒 1200CC 115馬力エンジンは見るからに美しく高性能を思わせるもの。
この強力なエンジンで軽量な機体が高速で1直線に上昇してゆくビデオは(こちら)
エンジンについては今後別機種も積めるようにするとの事。
 
同社は2010年末にスタートした極めて新しいジャイロコプタ―のメーカーだが、その活動はダイナミックそのもので今回発表のスピリットモデルの前に既に以下の基本3モデルを揃えてきている。 エンジンは全てRotax社製900シリーズを搭載している。
トリクシ― リバティー: 基本はオープンコックピットでエントリーモデル(オプションでキャノピーの取付も可)


トリクシー プリンセス: おしゃれで高性能のフルエンクローズドモデル(オプションの採用により
オープンコックピットにも可)


トリクシー アイ : 交通情報、警察仕様、農薬散布、ミリタリー仕様等プロ向き仕様である。 
写真はミリタリーバージョン

上記の詳細はトリクシ―アヴィエ―ション社のホームページ(こちら)参照




2017年1月12日
超小型AIXROロータリーエンジン
ホームページは(こちら)

フィンランドの技術工房ユッカ テルヴァマキ氏は表題の独Woelfle-Engineering社製 AIXRO Rotary EngineをパワーソースとしたウルトラライトジャイロコプターのコンセプトモデルJT-14を同氏のウェブサイトで公開している。 (下写真参照)  近年、新型のジャイロコプタ―はEUやアメリカで極めて多く開発、発売されているが、傾向として全体的に大型、エンジンも強力なものを積んでおり、価格的にも高価なものとなって来ている。 同氏の機体は極めて小型・軽量でエンジンは超小型、超軽量、35馬力のドイツ製AIRXO Rotary Engineを積む設計となっている。 同エンジンはモーターパラの動力として既にヒマラヤを飛び越えておりその安定性・高性能を実証済みである。 残念なのは、このJT-14がキット製品化されていない事である。 何時か、本ロータリーエンジンを動力とした恰好の好いウルトラライトジャイロが開発、発表される事を期待するところだ。 テルヴァマキ氏ウエブサイトは(こちら)





2017年1月08日
新型Kallithea Gyroplane(カリシア ジャイロプレーン)  ブルガリア発
ブルガリア NIKI Aviationより珍しいプルガリア製ジャイロが発表されている。
一見ドイツ オートジャイロ社のカリダスに似ているがとてもスマートな美しい機体である。
とは言え先行メーカーが多い中これからの販売が大変だと思われる。   ホームページは(こちら)





2016年11月19日
新型タンゴ ジャイロコプター 米国製
アメリカ発 タンゴジャイロコプタ―が発売された。
タンデム機は写真のとおり独オートジャイロ社MTOスポーツそのものだが、同社とは何ら協業関連は無くタンゴジャイロはMTOのクローン機だ。  シングルシーターはタンゴのオリジナル。 タンゴジャイロはキット販売がメインだが、要望に応じ完成機にして販売もするとしている。 実際の飛行にはキットの他にエンジン、減速ギアボックス、各種計器類が必要で同社にいずれも準備してある。    キール: 1.5mm厚 45mm径丸パイプ  マスト: 2mm厚 50x50mm角材 何れも材質はAISI304   詳細は(こちら)
TANGO-1   キット価格  US$14,999.00    TANGO-1 テストフライトビデオ   TANGO-1 フライトビデオ


TANGO-2    キット価格  US$24,999.00    TANGO-2  

ヤマハエンジンテストフライトビデオ        ソロフライトビデオ
タンゴジャイロのヤマハエンジンはAir Trikes社のものを使用している。
同社は自社の各種トライク、スポーツ機にヤマハ、SUZUKI、BMW等のエンジンを飛行機用に改造したものを
積み販売している。 詳細は(こちら)




2016年11月12日
新規up-1
米国Silverlight Aviation社 アメリカンレンジャージャイロコプタ― AR-1
同社はハリー社(ハンガリー)製デルタトライク デルタジェット2を輸入販売してきているが、この程ハリー社の新型ジャイロコプタ―AG-1を導入、製品ラインにくわえた。 本機はキット販売で価格はエンジン込み。
AG-1導入当初はApollo ジャイロAG-1をそのまま販売していたが、その後若干の設計変更を加えモデル名もアメリカンレンジャーAR-1と変更し現在に至っている。
設計変更点は明確な説明はないが、見たとこる、テールブームが若干長めとなり、垂直尾翼がより大きくなっている。
機体は大きく重量もありカリダス、キャバロン、ELAエクリプス、JRO、アロー等と違い無骨なイメージだが、飛行は極めて安定感が高く価格的にも同クラスに較べ割安感がある。
エンジン Rotax912/914  価格 912ULS仕様 US$61,000  914ULターボ仕様 US$71,900  詳細は(こちら)

AR-1 2016年夏完成発表時のプレゼンテーションビデオ 
AR-1 ジャイロのソロフライトビデオ     二人乗りフライト




新規up-2
新型 コ―デンジャイロコプタ―  ポーランンド発
バルト海に面したNOVAデサイン研究所により新たに開発されたコ―デンジャイロは安全性、幅広い用途、経済性
を念頭に徹底的に妥協を排し設計された新しい機体です。 エンジン: Rotax912/914  詳細は(こちら
  




2016年5月05日
新エンジン チェコ発
この程チェコTrefil Engine社は空冷水平対向4気筒4ストロークダイレクトドライブエンジンTー422を発表した。

日本人にはあまり知られてはいないが、同国ではモーターグライダー、ウルトラライト、軽飛行機等空のスポーツが盛んでこれらをターゲットにしている。 特徴はやはり完全な航空機用としての開発、ダイレクトドライブの2点だ。
重量 75kg   価格 チェコルナCZK1.00=¥4.54として  標準型 CZK230,000.00≒¥1,050,000  ターボ仕様 CZK270,000.00≒¥1,230,000とRotaxエンジンのほぼ半値と極めて安価となっている。 馬力 標準型 84.5ps  ターボ仕様 120ps  実際の運用が待たれるところだ   詳細は(こちら)




2016年1月01日
新型ジャイロテックジャイロコプター ポーランド発 
シングルシーター新型ジャイロコプタ― ジャイロテック発売


エンジン スバルEA82  重量 250kg 
近い将来タンデム2シーターモデルも発表される模様。   
ジャイロ-テック ホームページは(こちら)
超強力7075製ハブバー 300ユーロ            CNC削りだし7075製ローターヘッド 1800ユーロ



カーボンローターブレード 1800ユーロ  ハブバー付カーボンローターブレード 2200ユーロ


樹脂製ローターブレード  1500ユーロ    ハブバー付樹脂製ブレード  1800ユーロ




  
2015年12月13日
昨年6月、31回目のジャイロイベントがフランスで開催された

上記ジャイロイベントの模様は(こちら)
ジャイロフライトビデオや地上展示のジャイロがいろいろ見られる。 アメリカのジャイロイベントとの違いは自作の機体が非常に多く見ていて楽しくなる。 




2015年12月12日
アマチュアビルトジャイロコプタ―Vincent(ヴィンセント)仏発


EU諸国の中でも特にフランスはジャイロコプタ―が盛んでジャイロメーカーのものではない個人のアマチュアが造る機体が数多く見られる。このVincentもその中の1機だ。  フランスのジャイロイベントの写真からこのVincnetにはシングルシーターもある様だ。 上のタンデム機のテストフライトビデオは(こちら)




2015年12月10日
Wallis WA-116 Little Nellie                     

元イギリス空軍の故コマンダーケンウォリス氏(2013年9月01日97歳で死去)は退役後も空を飛ぶ事をこよなく愛し、自らジャイロコプタ―Wallis Autogyro〔ウォリスオートジャイロ〕を設計・製作し各地で行われる航空関連イベントや自己の広大な所有地で愛機をデモフライトし飛ぶことの楽しさやジャイロコプタ―の安全性・有用性を多くの人々に訴え続けて来られた。 私は平成5年7月Wallis氏にWallis Autogyroの設計図とキットの価格等問い合わせた事があるが同氏からは直ぐに以下のような返事を頂いた。
「残念ながら、販売は出来ない。 ウォリスオートジャイロは正式に航空機製造の認可を受けた機体メーカーが、耐空性要件を満たし製作する事が前提で用途としては陸軍、海軍、警察、各種コマーシャル等向けに使用される事としている為、一般ジャイロ愛好家向けには図面、キット、完成機体等の販売はしていない」と言うものであった。 
私は当時、今も変わらないがWallis Autogyroはシングルシーターとして世界で最も優美な機体だと惚れ込んでいた為本当に残念であった。 同氏の手紙には「007は2度死ぬ」の撮影のため九州の阿蘇で1ヶ月間泊り込んで氏の愛機「Little Nelly、小さなネリ―」をジェームスボンド役として雄大な阿蘇山を背景にヘリとのバトルフライトの撮影を行った。 このバトルフライトは007映画の中ではわずか7分半の長さであったが、これを撮るのに実にに85回の飛行と46時間の飛行時間を掛けた事も書かれていた。 
007空中戦ビデオは(こちら

ウォリス氏によるWA-116 テストフライトビデオは(こちら)
使用エンジンはMac4318であるが、上写真の通り何れの機体にもりシリンダー冷却用のカウリングをつけてあるのlが分かる。 
Macエンジンの弱点としてエンジンのオーバーヒ―トによる飛行中のエンジン停止がよく言われていたが、この様に適切な冷却用フードを付ければ、この問題は大きく改善されたのだろうと思う。  Macエンジンの優れた点は「空冷ダイレクトドライブ」と「2ストローク故の軽量さ」だと思う。 
今ではRotaxエンジンが主流で極めて優れたエンジンであるが、Macの様な超軽量とは行かないし価格も極めて高価だ。 ダイレクトドライブエンジンとしてはベルギー製UL、オーストラリア製JABIRUの2エンジンが4気筒空冷ダイレクトドライブであるが4サイクルであるため重量的にはMacには遠く及ばないし価格もRotaxと同様に高価だ。。




2015年12月01日
アマチュアビルトジャイロコプターREVO(リヴォ)仏で開発中
    
使用エンジンはトヨタ車125馬力のものを飛行機用に改造したものを載せる。 このエンジンコストはRotaxの1/4。
前輪、メインランディングギア共引込み脚となっている。 完成時期は不明だが、80%は出来ている様だ。
タンデム機だが、大きな特徴は可なり厚めの翼付であることで、この翼の揚力により機重の半分を受け持つ様設計されているとの事。    開発の詳細は(こちら)





2015年11月15日
独より新型マンティスジャイロコプタ―
現在、仕様、性能等は未発表。  テストフライトビデオもなし。
エンジンはRotax914ターボ、915あたりか





2015年11月09日
Hirth F40  2サイクル水平対向水冷4気筒ジーゼルエンジン
独Hirthエアクラフトエンジン社は2012年Aero Friedrichshafen 2012に於いて市場調査目的で表題のエンジンを出展したがその後の進捗状況は現在不明だ。 ここ数年来、ジーゼルエンジンに対する市場からの要望は特にEU地域で年々高まってきており、2ストローク故の構造のシンプルさ、軽量さとも相まって発表が待たれるところだ。  
65kg、  120hp/5,500rpm、 1250cc、  推定価格 
14,000.00
使用燃料 : 95オクタン自動車ガソリン、 100LLAvGas,   Jet A1 のいずれでも使用可
  
                    



2015年11月07日
HKS 飛行機用エンジンからの撤退
HKS700E/ 700Tエンジン: 同社空冷4ストローク水平対向2気筒エンジンは空冷4ストロークの愛好家の一部より強い支持をえていたが2014年2月に製造・供給より撤退している。 ただし、部品の供給は撤退時に在庫のあるものは今後も供給するとしている。
同エンジンは米国向けがメインであり、米国内の2社の代理店を通じ販売していたが日本製としての高い信頼性に定評があり、ユーザーからは強い支持を得ていただけに残念だ。
  




2015年11月02日
VWエアロエンジン
VWエンジンを飛行機専用エンジンとして開発・製造・販売しているメーカーは現在広く知られているもので以下の6社〔米Aero Conversion, 米Great Plains Aircraft, 米Hummel Aviation, 米Revmaster, 中国/独Limbach Flugmotoren, 独Sauer Motorenbau〕ありLimbachは現在まで6000ユニット以上、Sauerが750ユニット以上販売されている。 VWエンジンの強みは何と言っても今までの圧倒的な量産実績に支えられたエンジンとしての完成度の高さ、部品の豊富さ、価格の手ごろ感、VWエンジンに精通したショップが豊富等があげられる。 ジャイロの人気が爆発的に広まった当時はエンジンメカに詳しい個人が自ら加工・改造し使用していたが、現在は上記のような専門メーカーが飛行機専用エンジンとして組立て・販売しており(Limbach, Sauerの両エンジンは型式証明を取得している〕高い信頼性・安定性と共に馬力も80 ~ 100以上で充分な推力を得られるようになっている。 ヨーロッパではモーターグライダーのエンジンとして多数使用されて来ている。 
さらに、 空冷ダイレクトドライブなのでラジエーター、減速ギア不要も大きな魅力である。 

一方、VWエアロエンジンには以下の2点の弱点が挙げられる。
1) プッシャ―式搭載の場合のエンジンのオーバーヒ―ト
2) エンジンの重量

1) エンジンのオーバーヒ―ト:
VWエンジンをプッシャ―式ジャイロに積む場合、機体エンジン廻りに合った最適な形状のエアーインテ―クをデザインし取付ける事に依り飛行中の充分なシリンダー冷却をはかりオーバーヒ―トを防ぐ事が重要だ。  2015年8月20日付けのライカミングエンジンを載せたエアーコマンド機の例も参考になるだろう。 現在youtube等で見られるVWエンジン付ジャイロにはエアーインテ―クを付けているものは残念ながら一機も見ないが上記の対策によりより多くのVWエンジンが使用されるとよい。 
2) エンジンの重量:
現在ジャイロに多く使用されているRotax582や900シリーズと較べると、重さの点で劣っている。
しかし、Rotaxは何れも水冷でありラジエーター、水、配管等が加わる為、特に900シリーズと較べた場合は最終的には重量の差は相当縮小する。 
以下は各社VWエアロエンジンの画像と仕様の一部だ。

AeroVeeエンジン   Aero Conversions社 U.S.A.   
72.7kg  80hp・3400rpm、 2180cc、  $7,495.00/完全キット              
  


Type-1 エンジン
   Great Plains Aircraft Supply 社.  U.S.A.
75kg、   Max: :80hp/3600rpm   連続 : 76hp/3400rpm    2276cc、 キットで組み立て式  $3,995/単体キット   アクセサリーキット別売り
  


4 Cylinder 2400cc エンジン
  Hummel Engines社  U.S.A. 
75.9kg,  Max : 85hp/3600rpm   2400cc、  $5,600/完成品単体   アクセサリー別売り




L2400EB エンジン Limbach Flugmotoren社  Germany
82kg、  Max:: 86hp/3200rpm  連続: 83hp/3000rpm   2424cc   US$21,700.00/完成品

リムバッハ社はドイツ航空当局による航空機エンジンの安全性に関する要件が年々厳しくなりもはや型式証明の必要なエンジンの開発・製造を継続する事は困難とし2011年に製造から撤退したが2012年に中国の会社が全設備を買い取り経営・製造を継続し現在に至っている。 航空機エンジンの開発・製造・サービスは短期的に儲けのでるビジネスではない為、中国の会社経営がどこまで今までの様な地道なオペレーションを続けられるのか注目して行きたい。
    


R-2300 エンジン  Revmaster LLC社  U.S.A.
77.3kg、Max: 85hp/3200rpm、 連続: 80hp/3000rpm、 2331cc、 US$8,395.00/完全完成品

   


S2200ULエンジン  Sauer Motoren社  Germany
66kg、  Max: 85hp/3000rpm  連続: 80hp/2700rpm、 2234cc、
 
10,416.00/完全完成品
写真は S2200UL の写真がなかったため S2100 ULTのものを使用した。  外観的にはほぼ同様である。
   




2015年10月20日
英国より新型ディーゼルエンジン発表
英国Weslake(ウェスレイク)社より2ストローク2気筒4ピストンジーゼル航空機用エンジンが発表された。
1,332cc 80馬力であるが、ターボチャージにより完成時は100馬力とする模様。
Weslake社は日本人には殆ど馴染みのないエンジンメーカーだが、1918年Harry Weslake氏によるエンジンキャブレ―ターの開発・製造からスタートし以後、ベントレーのエンジン開発、ジャガーエンジンの開発、オースティン、モリス両エンジン向け量産リーンバーンシリンダーヘッドの開発・製造、又1950年代にはロータス、クーパー、BRM等F1レーサー用エンジンのシリンダーヘッドの開発・製造、更にロールスやその他のディーゼルエンジンのフルマルチフュウェル化にも成功した。 現在開発中の軽飛行機用
エンジンは同社のマリーンエンジンをベースとしたものである。 Photo below came from "aero
VFR info de vol"
    
  
                    Above photo came from website of "Weslake"
同エンジンは現在スプライトアビエーションサービス社(英国)の取扱機種のひとつグロッポトレイル機に乗せテストを始めている。
本エンジンの基本メカは先にアメリカで発表されたGEMINIディーゼルエンジンと同様であり外観もよく似ているが、2気筒である為更にコンパクトに仕上がっている。 重量はGEMINIと同レベルで価格は未定。 発売は2016年を計画している。




2015年10月17日
今年も千葉県野田市スポーツ公園にて「そらまつり2015が11月15日に開催されます。 雨天等の場合は22日を予備日としています。   イベントの案内サイト :  そらまつり2015 in NODA イベント 
上記イベント期間中のジャイロ関連ニュースの掲載を予定しています。  房総ジャイロクラブのタンデム練習機のデモフライトが見られる事期待しています。




2015年9月30日
Pegasus Power Systems O-100 DP-1 エンジンキット
コンチネンタルO-200エンジンの1/2版ともいえる水平対向2気筒DP-1エンジンキットは当初0-200のエンジンケースを1/2にカットし、シリンダー、クランクシャフト、ピストン、コンロッド等は0-200用のものをそのまま使用する予定であったが、重量、強度、耐久性の観点より、本エンジン専用のエンジンケース、クランクシャフト、ピストン、ピストンリング、Hビームコンロッドを設計・製造し、これらをO-200用ストックシリンダーやその他のストック部品と共にO-100として組み上げる事となった。
DP-1エンジンキットの予定価格は2012年の10月の段階では約US$2,995.00とあったが、最終的にはUS$3,500.00
程になってしまうのか? オイルタンクはストックのものは大きすぎ重すぎで、0-100専用にコンパクトのものを造るが、キットにはふくまれてないので欲しい場合は別途注文する事となる。
先ずはテストランにより耐久性、安定性、信頼性等の確認を、はじめの3台で行い、OKとなったら、初回は100台分の部品を製造するはこび。

  
O-100 DP-1プロトタイプエンジン テクニカル説明ビデオ
O-100 最初のプロトタイプエンジンラン ビデオ




2015年9月20日
Aviomania社USAによるフルキャビンモデル。 正式発表も間もなくでは。 Photo copied from Rotory Wing Forum
  




2015年9月10日
Aviomania社(キプロス)によるセミエンクローズドキャビンモデル。 発売は間もなくか?
Photo copies from Aviomania website
  




2015年9月09日
アメリカ、Superior Air Parts社から革新的新型GEMINIエンジン発表   (写真はKITPLANES誌記事より)
  
同エンジンは2サイクル水冷3シリンダー6ピストンというユニークなもので、もとは第2次大戦中ドイツのユンカ―ス ユモ205ディーゼルエンジンと同様の原理に基ずくもの。  本エンジンは100馬力だが行く行くは550馬力までを計画しているとのこと。
本モデルはLSA〔軽量スポーツ機〕、エキスペりメンタル機用として開発され、Rotax900シリーズに対抗しエンジン取り付けボルト位置も900シリーズと同一となっている。
スーピアリアエアーパーツ社はライカミング/コンチネンタル両エンジンのアフターマーケット用に耐久性、空冷特性などをより高めた部品の設計・製造及びライカミングのクローンとも言うべきXPシリーズ、型式証明付ヴァンテッジの両型の完全な新品エンジンを国内外へ供給している航空機用エンジン・部品の専門メーカー

パイパースーパーカブに積まれたGEMINI 2 Cycle Diesel エンジン (AIN online Newsより)
  
パイパースーパーカブメーカーAmerican Legend社は現在Lycoming, Continental両エンジンを標準仕様としているが今後GEMINI Dieselエンジンをオプションに加えることを計画している。 これは何処でも安価で給油できるディーゼル燃料を使用している事とそれによる運航経済性に着目したため。




2015年8月25日
MOTORAV(モトラヴ)VWエンジン: ブラジル発VW飛行機用エンジン
VWベースエンジンは多くのメーカーがあるが、この程ブラジル、モトラヴ社より航空機用エンジンの要件を満たすべくエンジンブロック強度アップ、冷却性能アップを図ったシリンダーヘッド等の設計変更ほどこした新軽飛行機用エンジンが発表された。
現在、各モデルの馬力、TBOの確認テスト中。  80~115馬力で4~5モデルとなる模様。

エンジンテストラン ビデオ
  



2015年8月20日

ライカミングエンジンをのせたドミネーター機
ライカミングを積むのは相当の飛行機エンジンマニアでないと。 重量は重く、クイックターンなどは得意とは思えないが、本物の飛行機エンジンサウンドで広大なアメリカ大陸のクロスカントリーにはぴったり。
 本物の飛行機エンジンサウンドはやはり良い。
  




2015年8月
Rotax915新型エンジン発表
オーストリアBRP社(ボンバルディエレクレイショナルプロダクト)は2015年7月アメリカ、ウィスコンシン州オシュコシュで開催されたEAA Airventureで同社航空機用エンジン900シリーズの最新型915iSを発表した。 本エンジンはターボチャージ、インタークーラー付で135馬力と強力でより大型機への搭載やより高性能を求める固定翼、ジャイロコプタ―向けのニーズに答えられるとしている。 発売は2017年を予定。
  




2015年8月01日
ドイツ オートジャイロ社MTO Sportジャイロコプタ―の販売好調 
2013年2月28日同社は、MTOスポーツジャイロコプタ―の1000機目を製造ラインで完成。 2003年の1号機の完成より丁度
10年で1000機目を完成させた事は多くの機種が競合するジャイロコプタ―の内で最も成功した機種といえる。
同社のキャヴァロンも100機目を達成。  同社2013年2月28日ニュースより
  




2015年8月01日
Rotax 912シリーズエンジンニュース  2014年6月05日
オーストリア、ロータックス社は1989年の912エンジン1号機の製造以来同シリーズエンジン50,000台目の製造を達成したと発表。 軽飛行機用エンジンとしては、長年アメリカ製コンチネンタル、ライカミングが標準で君臨してきたが、いずれも小型軽量のレジャー・スポーツ用飛行機には重すぎ,高価すぎであった。 ヨーロッパで人気の高い軽スポーツ機、ウルトラライト機、、ジャイロコプタ―、カイトトライク、UAV等にはより軽量で扱いやすいエンジンへのニーズが強くこれに確実に答えてきた事に対する市場からの強い支持が有った事は明らかだ。




2015年7月20日
LSA-850エンジンを積んだMTOスポーツ機 (AERO 2015 Frierichshafen)
エンジン部はよく見えないが、この機体のフライトビデオが間もなく見られるはず。
  




2015年7月18日
フランスLeon Gyro社は新しいタンデム機サイドバイサイド機同時開発中
開発は2009年頃よりスタートした。 価格はまだ公表されていないが、先行の競合機に較べ大分安くなるかも。
タンデム機  外観はドイツAutoGyro社のMTO スポーツに良く似ている。 
  
                        
サイドバイサイド機
  
タンデム機フライトビデオ    エンジンはBMWをベースとしている。
サイドバイサイド機フライトビデオ





2015年7月12日
新型エンジンLSA850-105, LSA850-130
ドイツ、ベルリンのLSA Engines GmbH社は現在2016年の発表を期して表題のエンジン2機種を開発中。
同エンジンはドイツWeber社のMPE850エンジン〔並列2気筒4ストローク水冷エンジン〕をベースとしドイツAutoGyro社
との協力で同エンジン用にエンジンカウルを形状変更したMTOジャイロプレーンに搭載し試験飛行中。 
   
                             LSA850-105   105hp/7250rpm
   
                               LSA850-130   130hp/7500rpm

                                    LSA850-130エンジンをテスト中のMTOスポーツジャイロコプタ―




2015年7月05日
キプロス アヴィオマニア社で現在開発中のセミエンクローズドキャビン付ジェネシスG1sB CE機のテスト飛行ヴィデオ。
画像上でクリックするとビデオが見られます。
  




2015年6月19日
現在開発中のマンティスジャイロコプタ―新画像。 (前回ニュースは2月16日)
極めてシャープなボデ―ラインで重心位置も低く安定感がありとてもカッコいいが価格的には10万ユーロぐらいにはなりそう。
最初の開発実機画像、発売時期等はいまのところ情報なし。
  




2015年3月20日 
イタリア エギモーターズ社開発による2013年発表の軽飛行機用エンジン   重量: 110kg(排気システム、ラジエーター込み)
  
用途は固定翼、へり、ジャイロ等とされていますが、ジャイロ用とした場合、二人乗り用にも重すぎ、強力すぎ。
以下の表はエンジン仕様、価格をライカミング、ロータックス、ジャビル、ULパワーと比較したもの。


                                   各社エンジン価格は2013年の推定
現在同社では2000cc,PSRU付100psクラスのエンジンも開発中としており我々ジャイロファンとしては、こちらのエンジンの開発が待たれるところ。 出力から見てこれでも2座席ジャイロ向けのエンジンとなるだろうが事実上Rotax912/914シリーズに 対し信頼性、耐久性、重量、価格の面でどれだけ迫れるかがポイントとなるだろう。 




2015年2月27日
フランスSODEMO(ソデモ)社によるウルトラライト、トライク等向け新型Vツインエンジンの開発
2016年春発売予定の当エンジンは水冷90度Vツインで先ずは1リッター100馬力、1.2リッター130馬力の2モデルよりスタート、TBOはRotax912の1,000時間を目標としている。 重量は約55kgとこのクラスのエンジンとしては極めて軽量、コンパクト、外見的にもとてもすっきりしたデザインとなっている。 今後のジャイロへの搭載、飛行等注目して行きたい。 SODEMO社は各分野のエンジン(レーシング、産業用、スポーツ航空用、ヴィンテージ・クラシックカ―再生等)の専門メーカー
SODEMO社ホームページ

   




2015年2月19日
Aviomania社がとてもスマートなフルキャビンモデルを開発中。 前部の風防のみも同時開発中とのこと。
このモデルは現在、アメリカで進められているようだ。






2015年2月16日
ドイツで新たなジャイロコプタ―が開発中。  http://www.mantis-gyro.de/index.html
MANTIS gyrocopter






2015 2月16日
ニューコンセプトジャイロコプター  http://reframe.ch/gyrocopter/
スイスのデザインサービスを専門とするReframe社より新しいコンセプトによるジャイロデザイン。
風を切って鳥の様に飛ぶ感覚、静かなプロペラ音、特殊デザインで小径のプロペラ、低く安定感のある機体、スマートでコンパクトな機体等を考えデザインされたもの






2015 2月09日
ドイツ製新型ジャイロコプタ―ROTORVOX C2A登場



機体 : カーボンファイバー製、   エンジン: Rotax914 Turbo
価格は推定ですが€70,000.00以上はするでしょうか。
ROTORVOXホームページ





2014年12月
エンジンニュース
北米カリフォルニアのPegasus Power Systems(ペガサスパワーシステムズ)社が開発を続けている
コンチネンタルエンジンO-200の1/2版とも言えるO-100エンジンはキット販売に向け着実に準備が進んでいる。 故ケンウォリス氏は嘗て4ストローク水平対向2気筒のFranklinO-120エンジンでオートジャイロの各種の飛行記録を打ち立てている。 本エンジンはコンチネンタルがベースとなっており、上記のエンジンと同レベルの設計となっており、極めて期待の持てるエンジンと思われる。
Pegasus Power Systems ホームページ

 
                       Pegasus Power Systems O-100


2014年10
ドイツで開発中のスカイコプター スカイコプターホームh








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